希望の歌声を届ける

浜田市野原町の県立大学で「3.11チャリティー・コーラスinはまだ3」が開かれ取材に行った。県内の10団体、約260人が出演し、被災者に元気と希望を歌で届けようと開催された。このコーラスの歌声はDVDで義捐金と一緒に被災地に届けられる。東日本大震災から3年の歳月が流れた。この間、日本の国家政治は、未曽有の大震災に直面して、何よりもまず「一人も漏らさず、一人も例外のない救済と保障」に直ちに立ち上がるべきだった。想像を絶する「悲劇と地獄」に突き落とされた現地のただ一人として、それを願わぬ者はなかった。全国の国民もまたそれを当然のこととして期待した。しかし、この間の日本の政治は、その対処の「思想と原則」にしても、その「施策と熱意とエネルギー」にしても、この緊急事態政治に相応しなかった。3年が過ぎても未だに苦難の被災者に対して、一片の思いやりさえもない「非情の政治姿勢」である。

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