山行水行

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「山あれば山を観る 雨の日は雨を聴く 春夏秋冬 あしたもよろし ゆふべもよろし」

山頭火は晩年の日記に「無能無才なるが故に、私は一筋の道・・・句作行・・・をひたむきに精進することができたのである。句作するより外に私の為しえることはなかったである」と書き、その二か月後には、念願のころり往生を遂げている。人に迷惑をかけ、破天荒のところもあり、只ただ一筋に句作行を精進したともいえないだろうが、そんな完璧とはいかない人間の方が私は好きだ。山頭火の句が心に浸みる年の瀬である・・・・。

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山行水行 への2件のコメント

  1. 沖田 伸治 より:

    鳴かぬなら鳴かなくてよいほととぎすってのも有りです。
    山頭火では「分け入っても分け入っても青い山」の現役時代
    「もりもりもりあがる 雲へあゆむ」も良かったですね。
    京都の 山頭火 というラーメン屋は真冬に行きました
    「人というものは、人のために何かしてあげるために生まれてきたのス」

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