白血病と同居して十度目の夏が来ました。生と死の崖っぷちに立たされた時期もありましたが分子標的薬のおかげで元気に命を繋いでいます。だが、六十余年のあくせくの果てにたどり着いたいいかげんなタチ、もうここまで来ると生の喜びなど忘れてしまいます。先日、車椅子の贈呈式を取材しました。浜田市三隅町の野田さん(70)は12年前から缶飲料のプルタブをコツコツ集めてきました。今年3月、ついに車椅子1台分にあたるアルミ総量800㌕に達したのです。野田さんは「入所している孫のために集め始めたが、職員の献身的な仕事ぶりに感動した。恩返ししたい一念で集めた」と話した。その言葉に胸が熱くなった。自分のことより他人に感謝し、今の「いのち」を喜び、嬉しがって生きる。そんな心豊かな私になりたいと思いました。
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本当に頭が下がります。6/21の産経朝刊の「朝の詩」
の欄に佐々木恒男さん(81)才の投稿に 米一粒
という詩がありました。その方はリハビリに励んでおられ
一日米一粒ずつ前進すればいいと言われています。
尊い姿とは時が掛かるものですね。
我が家は昨年から話を聞いて集め始めたところでした。
記事が少しでも運動の役に立てば嬉しいです。