まっさらな一年はありがたい

気が付けば新年も早10日過ぎましたが、皆さま、改めて本年もよろしくです。昨年も多くの時を無駄にした身には、新たなまっさらな時間がたっぷり与えられたように感じ、とてもありがたい新年でありましたが、残り355日、今年もまた社会のよどみに身をゆだねるはめになりそうで情けない。それでもまあ62年ほど生きてきたわけで、いや、生きたという正身のところは大変な病気と同居したこの10年ぐらいなもんでしょうか。いやぁ~ギリギリ削って10年のうち3~4年ぐらいかと思う新年のわが感じ方であります。今年も爺の遠吠え風愚痴を並べるつもり。今のところ分子標的薬のおかげで、まずは体調良好。新年早々言いたくはないが、暗雲立ち込めた世の中、さらに先は暗い。脱成長をまともに考えてこなかったツケが原発依存を生み、原発事故につながった。開発、振興、競争、はたまたふところの重たさで人間を評価する、そうしたかけ声には乗らず、つつましく暮らす社会を望む。国土が狭く資源のない4つの島であっても昔のほうが豊かと感じる。無限の消費と発展を求めることは破滅に進むこと。これからは縮小社会に舵を切り、平和で格差のない自然と共存できる農主工副社会を目指すべき。本年も去年と変わらず平穏無事のはずと、タカをくくっていると、本当にえらい目に遭うだろう。年の始めの、爺の遠吠え風愚痴。

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まっさらな一年はありがたい への2件のコメント

  1. ピュアな人 より:

    同感!!だ…一人一人が自然を人を物を大切にすることから始めていく♪婆さんの遠吠えである。

    • admin より:

      ありがとう。四季を味わって、つつましやかに暮らすこと
      これぞ豊かに生きる人生の秘訣だよね。

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