長いようで短いのが人生

山口の漁村、路地裏で出会った94歳のおばあちゃん。昔話を聞いた。二人目の子供がまだお腹にいた頃、お父さんは戦争に行って亡くなってしまったそうだ。その後はおばあちゃん一人で二人の子供を育ててきた。数年前に長男を亡くし、今は長男の嫁さんと二人暮らしだと言う。朝と午後の二回、家の周辺コースを手押し車で散歩に出かけるそうだ。そう言えば最近亡くなった「やなせたかし」さんも94歳だった。あの『アンパンマンのマーチ』は特攻隊で戦死した、やなせたかしさんの弟に向けて作られたのではないかと言われている。このおばあちゃんも若いころ戦争があったんだ、辛い日々が続いたんだろうと思う・・・・。そんなことを想いながら『アンパンマンのマーチ』の歌詞を振り返ってみる。

そうだ!嬉しいんだ生きる喜び たとえ胸の傷が痛んでも 何のために生まれて何をして生きるのか 答えられないなんてそんなのは嫌だ! 今を生きることで熱い心燃える だから君は行くんだ微笑んで。 そうだ!嬉しいんだ生きる喜び たとえ胸の傷が痛んでも。 あゝアンパンマン優しい君は 行け!皆の夢守るため 何が君の幸せ 何をして喜ぶ 解らないまま終わる そんなのは嫌だ! 忘れないで夢を さないで涙 だから君は飛ぶんだ何処までも そうだ!恐れないで皆のために 愛と勇気だけが友達さ あゝアンパンマン優しい君は 行け!皆の夢守るため 時は早く過ぎる 光る星は消える だから君は行くんだ微笑んで そうだ! 嬉しいんだ生きる喜び たとえどんな敵が相手でも あゝアンパンマン優しい君は 行け!皆の夢守るため。・・・・・確かに、やさしい弟をアンパンマンに見たてて作った歌だと思う。皆さんもどんな想いで作詞したのかを考えながら歌ってみてほしい。  

 

 

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長いようで短いのが人生 への1件のコメント

  1. 沖田 伸治 より:

     おばあさんは、少しは歩くこともできるのですね?シルバー車に杖を載せておられます。
    ピンピンころり と逝きたいものです。アンパンマンは哲学的で、私にはこのように自己犠牲
    的なことはできないと思い子供にはあまりテレビなど見せませんでした、しかるにその子等は大好きな存在です。BS放送のNHK-3の「こころ旅」旅は今週 岩手・宮城の三陸の海岸
    道端に野良生えのコスモス傍で老婆が ノコ鎌で野良仕事、復興は?でも海岸通りへ行くと
    鉄板製のシルトフェンスが海に打込まれて復興の音が聞こえてきました。時が金が、、、

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