浜田市立石正美術館のギャラリーでテツ山下さんの切り絵展が開かれている。ごく普通の切り絵とはわけが違う。彼はアフリカを旅し、そこに住む人々の日常の中に色があることを発見したと言う。彼らが空の色、雲の色、あらゆる色を的確に読み取りながら暮らしていることを知り、帰国後、日常のどこにでもある色紙を使って独自の手法で作品を作ってきた。彼の手法はまず自身が感じた単語や短い文章を書き出し、そこから生まれるイメージを作品のテーマにしながらカッターナイフで切り取った細かな色紙の切片をピンセットを使って貼って行く。そして最後に詩が生まれるのである。細かな切片の重なりが新しい色を生み、その絵と詩が私たちを未知の世界へと導くのである。10月5日まで。無料。
写真の日々
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