人生は汽車

古びた建物に一文字残るのは「湯」ではなくよく見るとそれは「場」のようだ。その左隣に「劇」の跡がかすかに残る。ここはストリップ劇場・・・?イヤイヤ、国道沿いに面した通りにそれはない。薄汚れた壁面をしばらく眺めていたが一階に目をやると切符売り場の様な小さな窓が一つあってますます怪しいではないか。路地をウロツキ、少し時間を空けてまた戻って見上げた。ん~戸河内映画劇場か??・・・私にはそう読めた。映画館かァ~懐かしい子供の頃を思い出す。別に何の目的を持つものでもないが、多くの人の気配を感じ人生を想う。そんなこんなで眺めていると人生は汽車に似ているなって、思う。人はみなレールの上を旅をしながら年をとって古くなってゆく・・・身の程知らずの夢を持ち、もっと自由になりたいと思うがレールを外れることはできない。

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人生は汽車 への2件のコメント

  1. 沖田 伸治 より:

    なかなかの想像力・分析力です、よーく観ることは
    大切です。観たふりや、早合点、で実は観ていなかった
    事が多い私には参考になります。昨日は医療センターの
    受診日でした、変わらずです。今日は歯科の受診日です
    休みの半分くらいは医者との付き合いです、母・家内の
    受診の送迎などで善く生きると勝手に思ってます。

    • admin より:

      妄想癖は半端じゃありません。
      最近はこの世とあの世の間に
      「その世」があるような気がして
      カメラで探しているような気がします。
      困ったタチですわ(笑)
      俺、大丈夫かな~?

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