朽ちていくものが好き

樹齢600年の銀杏の木の下でおばあちゃん達が記念写真を撮っていました。わたしもお願いしてパチリと撮らせていただきました。黄色のじゅうたんの上でいいですね。みなさん長生きしてますねえ・・・・だけどね、何を撮っても撮る対象は常に自分なんですよ。誰かを撮っても その誰かと自分、他者への興味から始まる自身への興味、おばあちゃんを撮っているというよりも、何か、自分に向けて撮っているところがあるんです。私はひたすら写真を写しつづけることで自分を探してきたような気がするんです。何かそいうものがあるんです。そして、朽ちていくものが好きなんです。どこかに死の匂いがないとだめなんです。生きている実感が湧くから朽ちていくものが好きなんでしょうか?生が終わって死が始まるのではなく、生が終われば死も終わるものだと思っています。自己の死は自分では解らないものです。だから死は生につつまれていて、生と同時にしか実存しないと思います。・・・・・・切ないけど・・・・・・だから余計にいま生きることがもっと好きになりたいと思うのでしょうか?・・・・

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