海の前の家(NO.2)

s-DSCF5254OLYMPUS DIGITAL CAMERA長いようで短いのが人生。この年齢になると残された時間もあまりないわけで、+-を数えながら生きていくのは哀れなこととしか言いようがない。これからの時間は、『いろんな生き方をしてみたい』、『生活のための労働に時間を費やしたくない』と思って決断した。これからは、自己を高めるために時間を使うことが、生きることの意味になるのではないだろうかと思った。私は、この国の資本主義社会というシステムの中に、たまたま生まれ、育ち、浪費を覚え、大量消費、大量廃棄のサイクルに組み込まれてきた。このような慢性的に欲望を喚起する社会から逃れるためには、芸術的な生き方こそが、人生の充実をもたらしてくれるのではないだろうかと考えた。ややこしい爺々と言われるかもしれないが、日々をささやかなりとも満足感を得ながら生きていきたいと考え「海の前の家」をついの拠点にすることにした。4月中に古民家の不用品を捨て、リホームに入る。ゆっくりとアート鑑賞できる場所にしたい。事務所移転は7月末までに済ませ、8月6日の「毛利治郎平和ライブ」をプレオープンにしたいと考えている。

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海の前の家(NO.2) への2件のコメント

  1. 沖田伸治 より:

    本当にそうです。この国の資本主義は個の利益を追求したもので
    公益資本主義にはなってはいませんでした。悲しいかなその中に
    いると、その中で一生懸命に生きていたようです。
    足るということを、知らない人だらけでしたね?未だいますが?

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