EAGAで

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

益田駅前ビルEAGAで「がんサロン支援塾」が開かれ厚生労働省の職員や医療関係者、患者、僧侶など全国から多くの参加があり、がん対策の現状やがんサロンの意義などについて熱心な討議がなされました。私は「がん患者としてどう生きる」というテーマで話させていただきました。話の要旨は①、生きてゆくことと、死んで行くことは別のことだと思っていた。病気になって初めて「生きてゆくことは死んでゆくこと」であると知った。②、「生」の中に「死」があるのであって、生きているから死を思い、死をイメージするのであって、生が終われば死も終わると思えば心は安らぐ。③、日々生きゆく姿は、日々死にゆく姿だと思えば、いまの有難さがわかり、心が穏やかでいられる。死から逃れようとすればするほど死の恐怖に悩まされ、幸福な人生は訪れない。本当の幸福は死と親密でなければならない。④、他人の死は思い出になるが、自分の死は思い出にはならないもの。⑤、私たちはもともと偶然にこの世に生まれ、一方的に放り出されたわけであり、もともと人生を「自己決定」で始めたわけだはない存在なのだから、もし生きる意味や価値があるとすれば、「生まれてきてしまった」後に始まるものであり、価値がないのであれば自分で作るしかない。そのためにどう生きるかを考えたほうがいい。⑤、「死」は結局「取るに足らない、ありふれた」、「平凡な」出来事という以外にない。そんなことを話しちゃいました。(笑)・・・・夜の交流会では「須子社中」の勇壮な神楽に皆さん感動されてました!。

カテゴリー: ぶらり旅日記   パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です