11年前の夏、大変な病気と同居することになり、そして、8年前にサラリーマンを辞めすぐに今の仕事を始めた。当時、なぜ安定した生活を辞めてしまうのか、職場の上司や同僚を驚かせた。原発依存、戦争も病気も怖いが、「定年まで何が起こるか」わかってしまっている方がもっと怖いと思った。来る日も、来る日も同じで「何も起こらないことが」一番怖いと思った。無事平穏な生活が「自分とは、誰であるか」をわからなくしてしまっていた。病気と同居して初めて生きてゆくことと、死んでゆくことは同時進行であり、明日は予測でしかないことを知り、昨日も今日も同じでは生きている意味がないと思ったのでした・・・。
写真の日々
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猫の陰と陽で表現していただきましたか?流石です。
「生はこれ楽にあらず 衆苦の集まるところなり」ですね。
「人生は苦なり」なのでしょう、生の裏には死があり
健康の裏には病があり、若さの裏には老いがあるらしい。
「人生は悩みであり苦しみです」だから暗くなって落ち込むことはしないのです。
楽を探すのではなく、生きる苦を乗り越えることに挑戦するのです。安定できない、安心できないこの世の状況ですから・・・。