路上にて

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写真展「雨町」は残り一週間、17日(祝)までとなりました。7月5日、6日、豪雨災害のあったあの日、私は福岡県田川市と門司港あたりを長靴をはき、傘を左手、カメラを右手に放浪していました。4日、出発の日から雨が降っていましたが、其処に行きたいという願望が強く中止することはできませんでした。この写真展は、その場所へ私が行ったことの記念ではなく、その場に私が存在した時間の証です。たった一枚の写真でもそこに写した人の世界だけではなく、いろんな世界が混在しています。つまりこの「白い靴」にしても、そのイメージだけで完結するのではなく、これまでの無数の世界の時間とその記憶を内包しているのです。

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