何かへ向かって

059左利きの人は右利きの人と比べて寿命が9歳短いそうだ。男性の平均寿命が80歳とすると、私の寿命は71歳までということになるが、定かなものではないが、いずれにしてもあまり残された時間もないと思って生きている。写真することは、自分をふくらませて行くことであり、いつも自分自身を脱皮し、固定してはならないと思いながら写している。写真するということは・・・<何かへ向かって>ということになる。そんな漠然とした得体の知れないものを追いかけたところで、つまるところでないものねだりで、たどり着けるわけでもなく、残念ながら、いまのところさしあたってこれだと思い込めるようなものもないのであるが、相変わらず写真はエタイの知れない魅力をたたえている。どうせ人生とは、エタイの知れないものを探す旅のようなものであり、ひと眠りの夢のようなものなのだと思って生きた方が穏やかに暮らせる。

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何かへ向かって への2件のコメント

  1. 沖田伸治 より:

    そんなこたぁないよ!!利き手で寿命は決まらないと?
    「水は器に随って方円なり」の生き方もあります。
    解釈は色々とできますが、器の捉え方でも変わります。
    昨日は久方ぶりに畑の草引きでした、朝が遅いもので
    じきに暑くなります、前日野菜の種などを仕入れたので
    畑を整備します、これが大変です。

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