軍靴の足音

008オバマ政権が導入の是非を検討している核兵器の先制不使用政策について、安倍首相が「北朝鮮に対する抑止力が弱体化する」として、反対の意向を米太平洋軍司令官に伝えたという。日本政府は核廃絶と言いながら日本の安全保障の根幹は日米安保条約であり、核抑止力を含む拡大抑止力(核の傘)に依存していることが分かる。また、稲田新防衛大臣は、核武装・徴兵制賛成論者。2011年頃から「日本独自の核保有を、単なる議論や精神論ではなく国家戦略として検討すべき」また、徴兵制については「教育体験のような形で、若者全員、一度は自衛隊に触れてもらう制度はどうだろう」と言い放っている。戦争を目論む思想や風潮は、常に私たちの日常に潜み、時代の「きな臭さ」を感じさせている。日常の出来事を注意深く観察することで「きな臭さ」が見えてくる。

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