新学期がスタートした。夕方、子どもたちが楽しそうに下校している姿を見かけるようになった。9ヶ月前、小学校3年生の男の子が白血病と診断され入院した。抗がん剤治療が始まる。その後、骨髄移植が必要になりドナーを探すことになった。骨髄移植とは赤血球にA・B・O・ABの血液型があるように、白血球にもHLAといわれる型がある。移植には彼の型と同一の型(ドナー)を探すしかない。適合具合によっては拒絶反応などの合併症によって移植の成功率が低くなる。このHLAの型は両親から半分ずつを遺伝的に受け継ぐため、兄弟姉妹間では4分の1の確率で一致する。この子のHLAは小学校6年生のお姉ちゃんと一致した。今年になって移植され、お姉ちゃんの造血幹細胞が働き始め、弟の中で正常な血液を作るようになり、3月無事に退院することができた。そして先日、事務所に退院のあいさつに来てくれました。(涙) 新学期が始まり、お姉ちゃんは中学1年生、弟は4年生になった。元気に登校していると聞き爺々もうれしい。お姉ちゃんからもらった大切な命、いろんなことにチャレンジして素晴らしい人生を切り開いてほしい。試練の年から一転、今年は希望の年だ!
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うれしいnewsを有難うございました。良かったですね。
岡山の私の知人の兄は末梢血幹細胞移植をしましたが残念でした。
上手くいった話を聞くと嬉しくなります。
桜のじゅうたんも味がありますね。
直射日光を避けて
野球観戦はナイターならOK