南米ウルグアイの前大統領、ホセ・ムシカ氏(80)が来日している。貧困家庭に生まれ、左翼ゲリラ活動で4回、投獄された。94年に国会議員になり、2010年に大統領に就任したが、任期中の5年間、公邸には住まなかった。給料の9割を貧しい人に寄付し、約10万円で生活。トタン屋根の家に住み、農場の畑を耕して暮らす清貧ぶりが、国民から愛された。
彼の資本主義を批判する言葉が心に響く。
「資本主義や競争社会は文明の原動力で、科学技術は大きく進歩し、人間の寿命も延びた。しかし、いまグローバル経済に人類が振り回されている。資本主義の拡大を誰も止めることはできず、経済格差は広がる一方だ」・「発展は人類に幸福をもたらすものでなくてはならない。愛情や人間関係、子どもを育てること、友達を持つこと、そして必要な最低限のものを持つこと」・「貧乏な人とは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」と言う。さらに彼は「地球にはみんなで生きていけるだけの資源がある。富に縛られず、どうすれば幸せになれるかを考えよう」と呼びかけている。・・・命の使い方、日々の暮らし方が、いま問われている。
いい話ですね!🙏
ホント、いい話でしょう。いろいろ考えさせられますよ。
人間が生きるってことは実に無残なことだと痛切に思います。
この星の生き物として「してはならないことは何なのか」を
問われていると感じていますよ。
清貧の人ですね。どこぞの国の総理大臣達に教えてやって
欲しい、この方々に「足るを知る」を、教えてあげて下さい。
人類に危機をもたらす発展は発展に非ず!!
いや~感動します!
「時計は人生だ」とも言っていました。
残された時間の使い方を考えさせられましたね。