画家の寺田琳さんと一緒にこの春閉校する跡市小学校に行ってきました。昭和13年に建てられ、当時は400人の児童が通っていた学校も5人になってしまいました。現在、地域住民が町おこしの拠点にするよう保存を市に請願しています。同校はアールデコ調の装飾が施された貴重な建物で、この日は校長先生の案内で作法室や講堂などを見学しました。漆喰を使った講堂の装飾や階段の手すりなどの彫刻が当時を偲ばせます。寺田さんは英語版のホームページを作り、各教室を団体や個人に貸し出し、宿泊や入浴できるように整備して田舎暮らしを核にした外国人来訪者の受け入れの施設などを提案しました。外国人観光客は近年、東京や京都といった都会だけでなくローカルな体験ができる田舎に興味があるようです。地域活性化に向けて江津市がどれだけ情熱を持って取り組むかがいま問われています。
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