地球温暖化とテロの問題は切り離すことができない。温暖化が進めば、農地や緑地が減り、砂漠化が進み人々は水資源を求めて争い、内戦やテロなどを起こしやすい状況が生まれる。内戦が続くシリアのダマスカスでは、アサド政権と反体制派が支配地域への水供給を妨害する『水戦争』が激化しているという。12月のCOP21では今世紀後半、「温室効果ガスの排出量ゼロ」を目指すという目標が決まった。しかし、日本では世界の流れとは逆に石炭火力の建設計画が急増している。石炭火力のCO2の排出量は最新型でも天然ガス火力の約2倍で、環境省の集計では計画中の石炭火力総出力は少なくとも39基、合計1700万kwにも上り、電力業界のCO2排出量は全体の4割にもなる。
三隅火力発電所2号機中止を求めた中電本社交渉には浜田から3名が出席。中電担当者は「CO2削減対策については電気事業者全体の削減目標はあるが、中電独自の削減目標はない」と開き直った。利益追求欲しかない発言に怒りが込み上がる。このような「成長主義」志向が続く限り、温室効果ガスの削減はできない。地球温暖化を止めるには、経済成長は永遠であるという幻想から脱却し、人口減少社会のメリットを生かし、持続可能な新しい社会システムの構築、経済成長社会から文化的成長社会の実現に向けて、努力する社会への転換が不可欠なのだ。
今年もよろしくお願いします。
この中電担当者は無能ですが、中電・いや電力供給事業者が
全て狂っております。自由化の影響もあるかもしれませんね
悔しいけど我々はこのような恐ろしい国の民です。
進路が見えない激動の世界、
私たち人間一人一人が変わらなければ
自由・平等・博愛・自然との共生といった
新しい社会は生まれてこないのでしょうね。