ホルムズ海峡に自衛隊を派遣しようとしているのは石油の確保という経済的な利益で戦争をしますと世界に公言するようなもので、情けない。インド洋で給油活動を行った自衛隊の艦艇のことを国際社会は「海上のガソリンスタンド」と笑われている。安保法案が成立すれば、自衛隊は地球上どこでも後方支援が可能になる。給油に限らず、弾薬なども他国の軍隊に提供できる。つまり、自衛隊はなんでも供給できるコンビニになろうとしているのだ。安倍政権はベトナム、イラク、アフガン戦争と、米国の従属国となり、召使になっている。平和主義の本質は「殺すな」ということで、自衛隊は戦後70年間だれも殺してこなかった。それは誇りであったが、法案が成立すればそれを捨てることになる。自衛隊が血を流すことも、血を流させることもあってはならない。
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