心が付いていけない

OLYMPUS DIGITAL CAMERA3月に入っても歳を取ると、朝、夕一段と寒く感じる。季節の移ろいが早いと感じるのも歳のせいであろうか。世の中の諸々の移り変わりもまた、光陰矢の如し。心が世の中の流れについていけないでいる。第一次世界大戦から100年。太平洋戦争につながった真珠湾攻撃から74年。まだ生まれていなかったのでどんな風に日本が戦争へと突き進んでいったか知らないが、今とどこが違うのか?自衛隊が発足して今年の7月で61年。政府は自衛隊を海外で武力行使できる軍隊に変えようとしている。戦後日本の平和主義を支えてきた憲法9条が骨抜きにされようとしている。集団的自衛権の行使を認めれば、自国を守るだけでなく他国を守れるようになり、自衛隊が海外で武力行使できるようになる。集団的自衛権とは、他人のケンカを買って出る権利である。戦後70年としきりに言うけれど、今が戦争の出発点ではないのか。米国の盾、原発再稼働、汚染水垂れ流し、オリンピック、福島復興、体内被曝、辺野古、イスラム、ロシア、安倍首相のヤジ、NHK、格差社会、なんだかんだと、爺々の愚痴も段々とヒートアップしてくる。

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