1月16日(金)、今日は春を思わせるような暖かい日となりました。還暦になった時、とりあえず70歳までは生きようと目標を立てたのでした。白血病と同居して今年の夏が来れば11年。生死の崖っぷちを彷徨った時期を思えばこの11年間はオマケの人生としか言いようがないのですが、有り難くいただいている命なのでせめて腑抜けな爺々にはなりたくないと思って暮らしてきたつもです。富や名誉といった移ろいゆくものは、少しも欲しくはない。欲しいのはマグマのように噴出する写真へのエネルギーなのです。写真には基準がないと思っていますし、私の対象はいつも自分自身なのです。路上への興味から始まる自身への興味のようなものがあるのです。何が撮りたいのか?何が見たいのか?と聞かれれば「解らない」としか言えませんが、キリのない偶然の巡り合いが魅惑的で私をいつも引き付けて放さないのです。18日から始まるミュージアム「竹下成果工場」で開かれる4人の写真展はそれぞれの視点が違っていて面白い。写真に基準はないので見た人が「これがいい!」と感じたものが一番いい写真なのだ。
写真の日々
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