夏といえば昆虫採取。取材で大麻山へ、キアゲハやヤマトシジミが飛び交っていた。各地で普通に見られる蝶だが、福島第一原発事故による生物への影響では、琉球大学の研究グループが全国のヤマトシジミ5,000匹以上を調査した結果、福島県内のヤマトシジミは他の地域と比べて羽のサイズが小さかったり、地面の放射線量と羽のサイズを比較すると、線量が上がるにつれて、羽のサイズが小さくなる傾向もあるという。他にも稲の遺伝子異常や日本猿の白血球異常もあると報告している研究者もいるが報道されない。琉球大学の研究グループに対し政府は早々研究費をカットしたため問題になっているが公にされていない。
人類は湧き出る欲望を次々と実現してきたが、(欲望の象徴原発!)・(強欲資本主義!)この止まることのない欲望が大きな間違いを起こしているのではないか。地球上で最も多くの生物に深刻な影響を及ぼしている生き物こそが人間ではないのか。いま私たちの生き方が問われている。いくら自分自身が取るに足らない小さな存在であっても、新しい社会の変革は「自分から」しか始められない。
今自分に出来ることで解る人と
根を下へおろして根を張って
次に咲く花が美しいものになるために、。、、、ささやかでも
そうだね。「自分が生きる場」からしかできないね。
欲望を求めるより、慎ましやかに生きる暮らしの中にこそ
人間の本当の喜びがあるのかもしれませんね。