街角で

仕事のことやら、家のことやら多くのことを思いわずらいながらも、写真を撮り歩く楽しさだけは確実にある。「何かのため」というものではなく、あくまで「私」という個に向けてのみ撮っている。しかし、何でもかんでも撮っていればそれでいいのか。そういう思いはいつもどこかにある。「自分自身に異を唱えたい、もう一人の自分」がいるのだが、自らの欲望に忠実でなければ撮る意味がないし、面白くもない。これからも「もう一人の自分」と対話しながら撮り続けて行くしかない。この人生とやら、ほんとは何も思い煩うことなどないのかもしれない。自分が苦しいと思えば苦しいし、楽しいと思えば楽しいものなのだ。この世界は、ただそうとしか言いようがないものなのだろう。だったら残りの人生ぐらい好奇心全開で走り抜けようではないか。

カテゴリー: ぶらり旅日記   パーマリンク

街角で への1件のコメント

  1. 沖田 伸治 より:

    15日の木曜日に江津のグリーンモールで木寿会の展示会が
    あり主宰の田中俊睎氏とお会いする機会を頂きました石見根付も
    多くの作品を輩出?しておられて江津工業の先輩でした。
    この方も好奇心全開の方で色々と話をしていただきました。
    感心することしきりでした。19日まで展示かな?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です