人間は生きているかぎり、厄介ごとに遭遇する。ごたごたが絶え間なく湧いてくる。そのごたごたを無くそうとしても、あるいは、こんなごたごたはこりごりだ・・・・・と思っても仕方がない。だって、そうだろ、生きている限りごたごたは無くならないのだから。ごたごたを嫌えば生きることを嫌うことになるわけだ。それよりも人生は「気晴らし」だと思ったほうがいい。自分はもうすぐ死んでしまう、どんなに懸命に生きても、命あるものはみんな死んでしまうと思えば心は平静になる。この不条理に向き合うことで、あとわずかな人生をかけ、この世界の矛盾と理不尽を考える方が生命力が湧き出て、生きていけるような気がしてくる。本当に自分が好きなことを探していけるような気がするのである。
写真の日々
-
最近の投稿
最近のコメント
- 「第58回光展」 に admin より
- 「第58回光展」 に 沖田伸治 より
- 佐々木俊和写真展・「世界の山旅」 に 沖田伸治 より
- 佐々木勝巳:写真展 [harmony of water] に admin より
- 佐々木勝巳:写真展 [harmony of water] に 沖田伸治 より
カテゴリー
メタ情報
お大師様の言葉に、糸を合わせて綍(つな)と成し、塵を聚(あつ)めて山と為すと
あります、一人ひとりでは為せないことが多い世の中ですが、皆で知恵や力を
合わせば大抵のことは解決するのだと思います。
糸を合わせているときにも、塵をあつめている時にも発見があるかもね、以外や
自分の傍に好きなことはあるのかもしれませんよ。
「糸を合わせてつなと成し、塵をあつめて山と為す」なるほど、なるほど、
まだまだ修行が足りませんねえ。