どこから来てどこへ行く

私の生きる根本は私以前に生き、とうの昔に死んだ人々の生命から成り立っている。人間の生とはもともと生物的なもので、死ねば個体は消滅する。無へ帰ってゆく。ただそれだけのことだ。私はたまたま産まれた。そして「意識」が生まれ「精神」が生まれる。その精神が「幸福」や「死」について考え、いろいろ思うのである。あゝ何という厄介な生き物であろうか。

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